今年の3月に合格した「Python3エンジニア認定基礎試験」の次の試験である「Python3エンジニア認定データ分析試験(ベータ試験)」を9月12日(木)に受けてきて、合格したので紹介したいと思います。
受験を検討している人など、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
Python3エンジニア認定データ分析試験(ベータ試験)とは?
Python3エンジニア認定データ分析試験(ベータ試験)の概要
Python3エンジニア認定データ分析試験(ベータ試験)とは、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が行うPythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験で、2019年8月27日〜9月30日まで実施されているベータ試験です。
試験名称:Python 3 エンジニア認定データ分析試験
概要:Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験
受験料金:1万円(外税) 学割5千円(外税)
問題数:40問(すべて選択問題)
合格ライン:正答率70%
試験センター:全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター
主教材:
2018年9月19日発売予定(税込2,678円)
「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」(翔泳社)
著者:寺田 学、辻 真吾、鈴木 たかのり、福島 真太朗(敬称略)
詳細は、データ分析試験 | 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会を参照してください。
ベータ試験のため試験終了後にアンケートがあります。
主教材
試験問題は、「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」(翔泳社)から決まった比率で出題されます。
章 | 節 | 問題数 | 問題割合 | |
1 | データエンジニアの役割 | 2 | 5.00% | |
2 | Pythonと環境 | |||
1 | 実行環境構築 | 1 | 2.50% | |
2 | Pythonの基礎 | 3 | 7.50% | |
3 | Jupyter Notebook | 1 | 2.50% | |
3 | 数学の基礎 | |||
1 | 数式を読むための基礎知識 | 1 | 2.50% | |
2 | 線形代数 | 2 | 5.00% | |
3 | 基礎解析 | 1 | 2.50% | |
4 | 確率と統計 | 2 | 5.00% | |
4 | ライブラリによる分析実践 | |||
1 | NumPy | 6 | 15.00% | |
2 | pandas | 7 | 17.50% | |
3 | Matplotlib | 6 | 15.00% | |
4 | scikit-learn | 8 | 20.00% | |
5 | 応用: データ収集と加工 | 0 | 0.00% |
ちなみにベータ試験の受験チケットと主教材がセットになった「Pythonデータ分析ベータ試験 受験チケット+対策教材セット」も販売されています。
【5000名達成キャンペーン】Pythonデータ分析ベータ試験 受験チケット+対策教材セット|アオテンストア
僕は事前に主教材をkindleで買っていたので、こちらのセットは購入しませんでした。
勉強開始前のスペック
Python3エンジニア認定データ分析試験(ベータ試験)の受験を決めた時点での僕のスペックはこんな感じです。
- Python3エンジニア認定基礎試験に合格
- エンジニアとしての実務経験なし
- データ分析の実務経験もなし
- 一応理系で大学数学もやった(ほぼ忘却の彼方)
勉強方法
僕は以下のような感じで勉強しました。
- 主教材を通読する
- 出題数の多い4章のライブラリ(NumPy〜scikit-learn)を重点的にJupyter Notebookで実際に手を動かしながら繰り返す
勉強時間は、転職や引越の準備でバタバタしており纏まった時間が確保出来なかったので(言い訳)、10時間もいってないと思います。
そのため試験に全く出題されない5章の応用についてはほぼノータッチで試験に臨みました。
本当は何に役立てるかという応用が1番大事な部分だとは思いますが、試験に合格するためだけなら5章は全く触らなくても問題ないと思います。
試験結果
基礎試験よりは難易度が高くなるだろうと思っていたので正直落ちる覚悟はしていたのですが、それなりに余裕を持って合格することが出来ました。
難易度は想像より低かったので、しっかり主教材を読んでおけば十分合格出来ると思います。
試験時間についても余裕を持って30分で終了しました。
ただPythonの基礎の正解率が0%なのが気になりますねw
最後に
主教材の5章の応用部分をまだほとんど読んでいないので、そちらも読んでいきたいと思います。
実務の方ではあまり役立てる機会は無さそうなんですが、個人開発の方でデータ分析を使ったら面白そうな部分があるので、そちらで役立てられたらと思います。
では!
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