どうも!hideyuk1(@hideyuk1_jp)です!
最近注目を集めているプログラミング言語Pythonの、現状国内唯一の資格である「Python3エンジニア認定基礎試験」に合格したので、紹介したいと思います。
受験を検討している人など、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
目次
Python3エンジニア認定基礎試験とは?
Python3エンジニア認定基礎試験の概要
Python3エンジニア認定基礎試験とは、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が行うPython3の文法基礎を問う試験で、2017年6月から開始された比較的新しい試験です。
Python 3 エンジニア認定基礎試験
概要:文法基礎を問う試験
受験料金:1万円(外税) 学割5千円(外税)
問題数:40問(すべて選択問題)
合格ライン:正答率70%
詳細は、基礎試験 | 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会を参照してください。
1年を通して全国の会場でCBT(パソコンで受験してその場で合否が分かる)により受験出来ます。MOSと同じ感じです。
認定テキスト
試験問題は、オライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第3版」から決まった比率で出題されます。
章立て | 出題数 | 出題率 |
---|---|---|
1章 食欲をそそってみようか | 1 | 2.5% |
2章 Pythonインタープリタの使い方 | 1 | 2.5% |
3章 気楽な入門編 | 6 | 15.0% |
4章 制御構造ツール | 9 | 22.5% |
5章 データ構造 | 7 | 17.5% |
6章 モジュール | 2 | 5.0% |
7章 入出力 | 1 | 2.5% |
8章 エラーと例外 | 4 | 10.0% |
9章 クラス | 2 | 5.0% |
10章 標準ライブラリめぐり | 4 | 10.0% |
11章 標準ライブラリめぐり─PartII | 1 | 2.5% |
12章 仮想環境とパッケージ | 1 | 2.5% |
13章 次はなに? | 0 | 0.0% |
14章 対話環境での入力行編集とヒストリ置換 | 1 | 2.5% |
合計 | 40 | 100.0% |
僕は書籍を購入しましたが、同じもの(Python チュートリアル)がWEB上で読めるので、書籍にこだわらなければ買う必要は全くありません。
翻訳が若干異なる部分がありますが、内容は同じです。
勉強開始前のスペック
Python3エンジニア認定基礎試験の受験を決めた時点での僕のスペックはこんな感じです。
- Web上のPython チュートリアルを一回ザッと流して勉強済みで、PythonでAPIを使って簡単な業務自動化をする程度のプログラミング経験はあり
- IT業界の実務経験はなし
勉強内容
勉強方法と勉強時間
僕は以下の内容を約8時間かけて勉強しました。
- Python チュートリアルを、サンプルコードを走らせて確認しながら、分からない部分はWeb検索で補って、じっくりと1周勉強
- DIVE INTO EXAMの模擬試験を6回実施(勉強前1回、勉強後5回)
特に出題数が多い3章〜5章は念入りに勉強しました。
模擬試験は受けておいて正解
登録が必要となりますが、DIVE INTO EXAMの模擬試験は受けておいて、出来れば満点を取れるくらい周回しておくことをお勧めします。
Pythonチュートリアルの勉強のみでも合格ラインには十分達すると思いますが、僕は模擬試験を周回したおかげでかなり余裕も持って合格することが出来ました。
公認スクールが作成している模擬試験だけあって、実際の試験の難易度とだいたい同じと僕は感じました。
プログラミング初心者は別の入門書から始めるのがオススメ
プログラミング自体初めてでPython3エンジニア認定基礎試験を受けるつもりの方は、認定テキストであるPythonチュートリアルをいきなり理解していくのは難しいかもしれません。
そういう場合は初心者向けの、例えば以下のようなPython入門書から始める方が結果として理解が早まり、挫折もしにくいと思います。
受けた感想
Python3エンジニア認定基礎試験は、まだまだ知名度は低く思います(ちなみに僕が受けた会場では僕が初めての受験者だったそう)し、難易度も就職や転職で評価されるほどとは思えませんでした。
しかしPythonは、AIや機械学習からWeb開発まで実行可能な汎用言語として、プログラミング言語ランキングでも上位にランクインするなど注目を集めています。
持っているからといって高く評価される訳ではないと思いますが、僕のような実務経験がない人間がPythonの基礎知識を持つことを証明する資格としては悪くないと思いました。
最後に
ちなみに試験の結果は、自信のなかった問題も運よく全て正解していたようで、1000点で満点合格でした。
2019年夏からは「Python3エンジニア認定データ分析試験」が始まるようなので、僕はこちらも受験してみようと思います。
MOSの受験で必要なCertiportのIDとは違うので、MOS受験済みの人は僕みたいに受験当日に慌てることがないよう注意しましょう。笑
コメントを残す